1. 20年度とちぎ農産物マーケティング協会 事業体系図
 
2. 平成20年度事業計画
事業の実施方針

 当協会は、平成15年4月に発足以来、「売れるものづくりを支援する」、「生産者と消費者の信頼関係を築く」、「すぐれた県産農産物を広く紹介し、販路拡大に努める」との基本方針のもとに「いちご部会」等の5つの部会活動を通じ、園芸作物の生産振興、高位平準化に努めるとともに、県産農産物のブランド化、各種イベントの実施や消費者との交流を通じて県内外の実需者や消費者に対し、県産農産物のイメージアップ、信頼感の醸成など一定の成果を上げてきた。
 しかしながら、この間、農業をめぐる情勢は大きく変化するとともに、協会業務に対する会員のニーズ、期待も変化していることから、今後の協会のあり方について、平成20年度を初年度とする「中長期ビジョン」を策定した。
 平成20年度は、従前の基本方針を堅持しながら、新たに 1)産地づくり支援、2)販売戦略等策定支援、3)県産農産物に関する情報の受発信、4)多様な流通への対応、5)安全・安心に関する取組支援、6)研修機能の充実という6つの施策を基本に生産から流通・販売・消費までの対策を総合的に推進していく。
 産地づくり支援では、首都圏農業推進、マーケットイン産地育成の観点から実需者、消費者ニーズに即したブランド農産物の生産供給、新たなブランド品目育成のため、野菜、いちご、果樹等の生産部会活動を活性化する。
 販売戦略等策定支援では、ブランド農産物の販売強化のため、品目別のマーケティングリサーチ、地域農産物のブランド化支援等を行う。
 次に、県産農産物に関する情報の受発信では、消費者、実需者に対し、旬の農産物、ブランド農産物の情報をホームページ、農産物情報誌の発行等を通して積極的に提供する。イベントにおいては会員の参加を得て交流、情報収集に努める。また、首都圏においてとちぎの農産物、食を広く紹介することにより、消費宣伝、イメージアップを図る。
 次に、多様な流通への対応では、市場流通、特定・大口流通から消費者、実需者ニーズの多様化に伴い、大きく変化していることから、需要への細かな対応、生産と需要のミスマッチの解消等を図るため、実需者への供給ルートの支援や展示商談会の開催等を行う。
 農産物の輸出についても、米、青果物、肉と品目、数量が拡大し、輸出国も増えていることから、更なる拡大と商業ベースでの輸出を視野に積極的に取り組む。
 次に、安全・安心に関する取組支援では、消費者の関心が最も強く、また、生産者の積極的な取組があるが、その情報がうまく伝わらないことから、産地の取組を実需、消費サイドへ伝え、相互の理解促進に努める。
 さらに、研修機能の充実では、会員間、異業種との交流などを図り、新たなニーズの発掘や需要の創造ができるよう支援する。
 以下、個々の事業計画は次のとおりとする。

 
1 産地づくり支援
(1)総合振興対策
 消費者が求める安全・安心な農産物の生産拡大を基本に、生産者に対しては、共通する生産対策の重要施策について、消費者に対しては、GAP(農業生産工程管理)を取り入れた農産物の生産情報を提供するなど啓発活動を実施する。
 
(2)部会活動
 地域の特性を活かした産地の育成と需要動向に対応できる低コストで高品質、安全・安心な農産物等の生産拡大を図るため、いちご、果樹等の部会活動を支援するとともに、花きについても部会及び品目別研究会の活動を支援し、消費者ニーズにあった生産を促進する。
1. いちご王国グランプリの開催
2. いちご(とちひとみ)実践モデル事業の推進
3. 優良果樹苗木(にっこり、きらり)の確保と普及推進
4.

需要対応力の高い野菜産地の育成

5. 消費者ニーズ対応花き産地との連携
6. 生産者大会等の開催
 
 
2 販売戦略等策定支援
 消費者から求められる県産農産物“とちぎブランド”の検討や地域の特色ある農産物の育成を図るための認証制度の運用、認証した農産物のブランド化支援、県外へのブランドPRを行う。
 さらに、「とちぎ和牛」の一層のブランド化、消費拡大を図るとともに、商標権の管理及び認定業務を行う。
1. とちぎブランド向上対策
2.

地域の農産物ブランド化支援

3. 県外へのブランドPR及び販路開拓活動支援
4.

とちぎブランド販路開拓強化

5.

とちぎ和牛認定及びPR

 
 
3 県産農産物に関する情報の受発信
 県統一ロゴマーク等の普及や県産農産物のイメージアップ、販路拡大を図るため、米、野菜、果実、畜産物等を総合的にとらえた消費拡大・宣伝活動を実施するとともに生産から流通、消費に至るまでの情報を総合的に収集し、消費者や市場、流通関係者及び生産者に対し、協会ホームページや情報誌及び各種広報メディア等を活用して情報を受発信する。
1. とちぎブランド農産物情報発信
2.

とちぎブランド農産物支援

3. とちぎフレッシュメイトを活用した県産農産物のイメージアップとブランド化の推進 
4.

とちぎブランド地域内PR

5.

とちぎ食の魅力で誘客推進

6.

とちぎの地産地消推進店の認定と情報発信

7.

なすひかり普及推進

8.

とちぎ農産物クチコミ隊の運営

 
 
4 多様な流通への対応
 大口需要者(企業食堂等)に対して県産農産物を広く紹介することにより、販路を開拓し、新たな需要につなげるための活動を行う。
 さらに、観光地の旅館・ホテルで県産農産物を使った料理を提供することにより、観光客に県産農産物の良さ、実力等をPRし、とちぎの食の魅力の浸透と利用の促進を図る。
 また、農産物輸出については、商業ベースに向けた取組の強化、国内外のバイヤーや輸出業者等を対象にした展示商談会の開催及び県育成品種等の保護対策を進める。
1. 大口需要者等、新たな販路開拓のための供給体制の構築、強化
2.

食で魅せますウェルカムとちぎの実施

3. 海外での販売促進活動
4.

とちぎブランド農産物等輸出促進展示会の開催

 
 
5 安全・安心に関する取組支援
 消費者に対し、GAP(農業生産工程管理)や生産履歴記帳、残留農薬検査等についての取組を紹介するとともに農産物品質認証制度等の適正な運用や認証農産物の信頼性の確保、制度のPR等を実施する。
 
6 研修機能の充実
会員間の相互交流、異業種間交流研修及び生産者団体と消費者団体の交流研修に努める。
 
 

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