目次
1.徳川幕府も好んだおいしさ
2.美しい「茄子紺」のひみつ
3.夏バテ解消の特効薬
4.色とツヤがおいしさのポイント

1.徳川幕府も好んだおいしさ
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インド東部が原産のもともとは熱帯性の植物で、日本へは中国経由で渡来しました。すでに奈良時代には栽培されていたとされ、日本での歴史は1200年にも。クセのない上品な味が日本人の好みに合ったのでしょう、江戸時代には徳川幕府が駿府になすの菜園をつくり、初夏になると江戸に送らせたとか。なすはこの時代から促成栽培が行われていたのです。

肥えた土で作られる栃木のなす。豊富な日照量がおいしいなすを育てます。ぜひご賞味ください。


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2.美しい「茄子紺」のひみつ
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なすの特徴は、なんと言っても独特の艶やかな美しい濃紫色。「茄子紺」と呼ばれるこの色はなすに含まれる「ナスニン」という色素によるもので、この色素は鉄などの金属と結合すると安定する特徴があります。漬物などで古釘や焼きミョウバンを一緒に漬け込むのはこのため。鮮やかな色のままおいしく漬けあがります。


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3.夏バテ解消の特効薬

なすは実の95%以上が水分で、組織はスポンジ状になっています。そのため調理の際に油や煮汁を吸収しやすく、油を使った調理法でも油っぽくなりにくいのです。夏場など食欲のないときでも無理なく油分を摂ることができ、またなすには体を冷やす作用が強いので、体のほてりやのぼせがある場合などにも効果的。夏バテの解消にもってこいの野菜です。

抗酸化物質として注目されているフラボノイド(ポリフェノールの一種)が皮や実に含まれており、これは老化、心臓病、ガンなどの防止、悪玉コレステロールの抑制などに効果があるといわれています。


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4.色とツヤがおいしさのポイント
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ヘタの切り口が新しく、トゲがチクチクするくらいとがっているものが新鮮。実に張りがあり、濃い紫色でツヤの良いものが良品です。色の薄いものや変色しているものは避けましょう。 「秋茄子は嫁に食わすな」と言われるように、なすの一番おいしい季節は秋。これは夏の終わりごろから昼夜の温度差が大きくなり、実がしまっておいしさが凝縮されるためです。

なすは水分が蒸発しやすいためポリ袋やラップで包み冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存します。冷やしすぎると品質が落ちますので、冷蔵庫へ入れるときは新聞紙等で包むとよいでしょう。


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