2005/05/19
「ひめきゅうり」は、最近スーパーなどでもよく見かけるようになりましたが、長さが15cmくらいの普通より小さいきゅうりのことです。
栃木県の南部に位置する栃木市で栽培され、JAしもつけ栃木きゅうり部会の生産者8名が、2haのハウスで1年間を通じて生産しています。
今回の取材先はきゅうり部会の部会長を務める大川徳一(おおかわのりかず)さん。大川さんは家族2人にパートさん4人を加えた6人で、約700坪のハウスで生産をしています。
ひめきゅうりの特徴は?
皮が柔らかく、小さいながらも味が凝縮されており、そのまま丸かじりできるなど手軽に食べられることです。
出荷時期はいつですか?
年間を通して皆様の食卓に新鮮な商品をお届けできるよう定植時期をずらすことで、一年中提供しています。栽培のおおまかなスケジュールは以下です。
定植
収穫時期
促成栽培
12/下旬
2/下旬〜 6/中旬
雨よけ栽培
5/下旬
6/下旬〜 8/下旬
夏秋栽培
8/上旬
9/上旬〜11/下旬
冬春栽培
10/上旬
11/下旬〜 3/上旬
おいしいひめきゅうりを作るコツは?
栽培の基本はなんといっても土づくりです。以前は化学肥料を使っていましたが、安全・安心な商品を消費者の皆様に提供するため、今は自分たちが作る 「ぼかし肥料
*1
」と完熟堆肥などの有機質の肥料を多く使っています。この結果、地力もアップ、肥料の持続性も高くなり、スクスクときゅうりが育ちます。
安全、安心のための工夫は何かありますか?
ひめきゅうりが育ちやすい環境を整えるためには土づくりが基本です。また、こまめな管理により農薬散布を減らす工夫もしています。使用した農薬の種類や量などを栽培履歴として細かく記帳しています。
栽培で苦労している点はなんでしょうか?
大きさを揃えるために、きゅうりの生育に合わせて、朝、晩1日2回の収穫が必要です。そのため休みがとれず、若い人がやりたがらない悩みがあります。
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ぼかし肥料・・・
米ぬかに油かす、大豆かす、魚かすなどを加えて発酵させたものです。植物の栄養となる成分が含まれているだけでなく、土の中の微生物が活性化する効果もあります。
「
葉かき
」・・・
収穫作業の合間に行います。古くなった葉を取って、ハウスの外に持ち出すこと。古い葉は光合成能力が落ちており栄養を消費するので、不要なものとして早めに取ります。このことでわき芽が伸びやすくなります。
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浅漬け
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きゅうりスティック
市販の浅漬けの素を使用します。へたの部分を切って、そのまま漬けて下さい。普通のきゅうりより小さいので、漬ける時間は短めに。コリコリきゅうりの歯触りを丸ごと楽しめます。
へたの部分を切ってそのまま食べます。味付けはお好みの調味料で。お薦めの味は味噌とマヨネーズを3:7に混ぜたもの。この味はひめきゅうりだけでなく、生野菜との相性が抜群です。