
|

満開から60日ぐらい経った頃、2回目の摘果作業(てきかさぎょう)を行います。
1回目の摘果作業は、養分の分散を防ぎ、収穫予定の実を大きく育てるために行いますが、2回目の摘果作業は、玉の大きさを揃えることと、形の悪い実を整理するために行います。
玉の大きさを揃える必要はなぜあるのか?
梨も植物なので栄養がすべての果実に均等に分配されることはありません。このまま摘果をせずすべてを成らせると、すごく大きい果実ととっても小さい果実ができ、ばらつきが大きくなります。出荷する梨には規格があるので、箱ごとにまとめるためにも玉の大きさはある程度揃えておくことが必要なのです。
なぜ、形の悪い果実ができてしまうのか?
形の悪い果実を「変形果(へんけいか)」といいます。これは受粉がうまくいかなかったときに多く発生します。このほか豊水は満開から70〜80日頃に出やすいという、生理的な特性によるものもあります。
摘果すると収穫する梨がなくなる?
生産者はちゃんと収穫する数を計算して摘果しています。樹が広がっている面積(これを樹幹面積といいます)10a(300坪)あたりおよそ9000個の梨が収穫できるように、作業をしているのです。
|