定植から2ヶ月経ちましたが、これまで順調に育っています。
トマトの大きさは1段目は小振りの卵、2段目はピンポン玉、3段目はビー玉ぐらいの大きさで、4段目は花が咲いています。
あと1ヶ月ぐらいで1段目のトマトが出荷になります。

   昨年の秋は日照時間が平年より短かかった影響で、樹の生育管理に若干苦労しましたが、その後は晴天が続きハウス内の湿度が低かったこともあり生育も順調です。

現在の作業としては、
摘果・・・花は1段につき5〜6個咲き、そのすべてを受粉させますが、すべてのトマトが肥大すると樹の負担が大きいので、4個を目安に実を取ります。

花びら取り・・・咲き終わった花びらが実に付着したままの場合が多く、そのままだと灰色カビ病という病気のもとになるので、手で1つ1つ摘み取っていきます。

芽かき・・・葉の付け根から出てくるわき芽は不要なため、小さいうちに取っていきます。切り口からは病気が入りやすいので、天気の良くない日は避けるようにします。

〜おいしいトマトを作るための工夫〜

ハウスの中の温度を高めにすると、生育が進み早く出荷することができます。
しかし、トマトの実は中味が充実する前に大きくなってしまうので、食べてもおいしくありません。
 おいしいとちぎのトマトを作るため、産地では温度や水管理に細心の注意を払っています。例えば藤田さんのハウスでは、光合成が活発に行われる午前中のハウス内温度を23〜24℃にし、午後は21℃ぐらいになるように調整しています。
 また、土壌水分は控えめにすることで、根をしっかり張らせ、充実したトマトがなるようにしています。

トピックス
前回の掲載後に問い合わせがあった、非散布型殺虫剤(ラノーテープ)について説明します。
 ラノーテープは黄色いプラスチック製のテープで、ハウスの中に張っておきます。
トマトの害虫であるコナジラミ類(オンシツコナジラミ、タバココナジラミ)の成虫は、黄色に誘引される性質があります。誘引されたコナジラミ類の雌成虫は、テープに塗布されている薬剤(ピリプロキシフェン)を体内に取り込みます。この薬剤は成虫に対する殺虫力はありませんが、接触した後に産んだ卵はその作用によりふ化が阻害されますので、コナジラミ類の増殖が抑制される、というわけです。