4月中旬の生育状況です。現在5段目を収穫中で11段目が開花中です。これから5月15日を目安に生長点を手で摘んで栄養が実に行くようにし、7月まで約13段収穫する予定です。
 
 【この時期の作業】
 気温が上がってくるこの時期になると、トマトの呼吸量も増え、葉から水分が失われていくので、2日に1回程度の水やりが必要です。水は朝方あげるようにしています。

 肥料は180日ぐらい少しずつ効くものを使っているので、土の中でじわじわと効いています。定植から180日が過ぎるこの時期、そろそろ追肥のタイミングを見計らうことになります。

 追肥のタイミングは
 @葉っぱの色が薄くなっているか
 A株の先端の勢いが弱くなっていないか
 Bトマトの青み、赤みが薄くなってくる
 などを目安に判断します。

 収穫終了後にトマトに吸収されなかたった肥料が残らないように、追肥は控えめになるよう心掛けています。

 収穫作業は市場出荷に合わせて行います。収穫したトマトはコンテナに詰めて、市内にある選果場に運びます。

 さて、今回はトマトの選果場についてお話しします。

 藤田さんのトマトはJAなすの共同選果場に集められます。選果場は市場の休み(休市といいます)に合わせて土曜日が休みです。選果、箱詰め作業は14名のパートさんが行っています。
 作業工程を説明しますと

 @生産者は午前10時までにコンテナに入ったトマトを選果場に持ち込みます。

 Aコンテナから取り出したトマトは、1つづつ外観で判断し、A、B、Cの3規格に分けラインに載せていきます。

 B機械で大きさを判別し、2L、L、M、S〜5Sまでの8段階に分けていきます。
規格及び大きさで分けることで、3階級×8サイズ=24種類に分けられることになります。
 県内にはトマトの外見だけでなく、内部品質(糖、酸度など)を識別できる機能を持っている選果場もあります。

 C規格、大きさごとに箱詰め、パック詰めされます。
 出荷最盛期となるゴールデンウィーク前後は、選果作業が19時頃までかかります。
トラックへ積み込み後、首都圏、東北、県内向け出荷されます。夜中のうちに市場に到着し、その後スーパーなどに配送され、店頭に並びます。